ウェアラブル発汗計

装置外観
装置外観
皮膚ガス捕集面
皮膚ガス捕集面

本装置は、手首に装着し体表からの発汗量を測定する装置です。汗は生命現象に深く関与しており、ヒトの状態が通常の状態であるか、あるいは刺激ストレスによる発汗状態にあるのかを判断出来ます。運動や生理的刺激や危険などを感じたときの刺激等に発汗は対応しており、ウェアラブル化により健康の状態を気軽にチェックすることが出来ます。

本発汗計はポンプとセンサーの間欠的な動作を連動させ、一定の間隔で測定データ(皮膚ガスの温度・皮膚ガスの湿度・皮膚温度)をPCへ転送します。皮膚との接触面に独自の皮膚ガスを捕集するための形状を設け、この形状と内部の小型ポンプにより正確に皮膚ガス、水蒸気を得ます。

測定例

自動車運転: 運転開始後、都市での運転一時間。信号で停止中は発汗量が少ない。
自動車運転: 運転開始後、都市での運転一時間。信号で停止中は発汗量が少ない。

発汗から危険を察知や、緊張といった生理的な情報を手軽に知ることが出来ます。本装置は同時に皮膚温度も計測します。発汗量と皮膚温度は熱中症への対策の基本因子です。

知的財産について

特開2002-195919、実用新案登録第3208401号