皮膚ガス GC式 アセトンモニター(型式AM-03)

装置外観
装置外観

1cycle 300秒
測定 皮膚ガス・アセトン測定器
指から60秒間に放出される皮膚ガスは指プローブで採取し、次いでこの皮膚ガス成分を吸着剤で捕集した後、加熱により放出し(この間23秒)、クロマトグラフカラム(ポリエチレングリコール充填剤)で分離する。皮膚ガス主成分であるアセトン・エタノールをカラム分離(122秒)する。カラム洗浄のため逆方向よりキャリアガスを入れて(バックフラシング)次の分析に備える(122秒)。
以上のプロセスすべては300秒に設定されている。このGCアセトン計により、皮膚ガスアセトンを5分間で容易に測定できる。

本機体の特徴

  • 皮膚ガス中のアセトンを検出
    (アセトンの放出は体内のTCAサイクルから得られることが知られている。)
  • 測定はガスクロマトグラグラフの基本システムを併用しているので正確である。
  • 本器の出力は電圧出力、及びデジタル出力の双方に対応できる。
    (レコーダー又はPC等への記録ができる。)

シーケンス図

三つ工程で構成されています。

シーケンス図
シーケンス図

測定例

アセトン・エタノールの測定図
アセトン・エタノールの測定図1
アセトン・エタノールの測定図
アセトン・エタノールの測定図2

画像からみられるピークがアセトン・エタノールの量を表します。アセトン・エタノールは疲れると増加すると言われています。

上記グラフはソフトAS-5(ピコデバイス製)を使用しています。